シャッターの塗装方法と注意点

こんにちは!

愛媛県西条市・新居浜市の屋根塗装・外壁塗装専門店の本田塗装です。

今回は、シャッターの塗装方法と注意点についてご説明させていただきます。

シャッターは、窓・車庫・倉庫の入口などに使用されていますが、経年とともに塗装の劣化が発生してきます。

この記事は本田塗装で作業した場合の作業方法となりますが、実例を交えてご説明させていただきます。

まずこちらが作業前の状態です。

アップにするとこの様に表面の劣化が発生しています。

まずは下地調整(研磨作業)です。

マジックロンという研磨道具を使用して、全体的に表面を掃除します。

溝や凹凸はサンドペーパーが当たりにくいので、重点的に力を入れて錆を擦り落とします。

マジックロン使用後はこんな感じです。

少し綺麗になりました。

マジックロンでの下地調整が終わった後は、サンドペーパーを使用して錆の凹凸が完全に無くなるように研磨していきます。

#150のサンドペーパーで研磨後の見た目はこんな感じです。

素手で触っても凹凸を感じない下地になりました。

研磨した状態=仕上がりの状態

となりますので綺麗に下地を作ります。

下地調整が完了しましたので、塗装作業に移ります。

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今回シャッターの塗装という事で、注意点があります。

それは弱溶剤を使用しないということ。(理由は最後に説明します)

ですので今回は、車両などに使われるスペリオという強溶剤系の塗料を使用して仕上げます。

しかしこの塗料にも問題があり、刷毛やローラーで綺麗に塗装する事が出来ません。

ですのでシャッターの塗装には吹き付けが必要となってきます。

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まずは吹き付け作業の為の養生・ブース作成を行います。

本田塗装は、HVLP塗装機という道具を使用しますので吹き付けでも塗料の飛散が非常に少ない・飛散しても強溶剤とセットで使用する事で、周囲にミスト被害が出にくい作業方法を行っています。

ただ、吹き付けの粉が舞ってしまう事への抵抗と、被塗物へのゴミの付着を防止する為に出来る限りブースを作成します。

下塗り材を吹き付け後の状態

乾燥後、ケンマロンという研磨道具で下地塗装で付着したゴミの除去・少しザラついた塗膜を平滑にします。

研磨後の状態

その後、再度ブースを作成し、上塗り塗料と、今回はクリアもご依頼いただきましたのでそれを吹き付け完了です。

綺麗に仕上がりました。

今回はシャッター塗装に強溶剤系の塗料を使用しました。

シャッター塗装に弱溶剤を使用しないのは、巻き上げた時に弱溶剤塗料がシャッターに再粘着し、シャッターが壊れてしまう可能性があるからです。

硬度的にも車両用の塗料を使用する事で、傷が付きにくく綺麗な塗膜となります。

ただこの塗装方法には、吹き付けの必要がある・強溶剤はリフティングさせやすい為、旧塗膜によって出来ない場合がある事に注意が必要です。

愛媛県西条市・新居浜市でシャッター塗装・屋根塗装・外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ本田塗装にご用命ください!

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