シリコンシーラント対策

こんにちは!

愛媛県西条市•新居浜市の屋根塗装•外壁塗装専門店の本田塗装です。

今日は屋根や外壁に使用されているシリコンシーラントへの付着対策についてお話しさせていただきます。

まずシリコンシーラントについてですが、ホームセンターなどにも売られてているシーリング材で、比較的金額も安価です。

シリコンシーラント

シリコンシーラントは耐候性が高く、付着力に優れ、撥水性•撥油性に優れるといった特徴があります。

金額も安く透明色があるので、新築時様々な箇所で使用されています。

性能は素晴らしいですが、撥水性•撥油性が高い事で塗料が付着しないというデメリットがあります。

更に付着力も強いので剥ぎ取りも困難な事が多く、塗り替えの際にはかなりの強敵と変わります。

では塗り替えの際にはどう対処するのかという事ですが、通常の塗料塗っても付着しないので、シリコンシーラント専用の密着材を使う必要があります。

専用材料で一番付着力が強いのはこちら

これはゲル状の材料で、他にも別の商品で液体の塗料タイプもあります。

対象物の形によって使い分けます。

シリコンカバーNB

シリコンシーラントに付着させる上でもう一つ重要な事は、シリコンシーラントの表面を脱脂するという事です。

するしないで付着力がかなり変わりますので、絶対に行った方が良い工程です。

脱脂作業

その後シリコンカバーを施工します。

シリコンカバーNB施工状況

シリコンシーラントが付着している部分は案外多いので(換気扇周りや貫通部など)見落としの無いように確実に施工する必要があります。

外壁全体から見れば少しの部分ですが、確実な下地処理を行う事で塗装の耐久性は格段に向上します。

仕上がった後では、しっかりと作業が行われたか分からない部分が多いので、塗装工事では作業写真を撮ってもらうのはお客様の自己防衛として大事です。

本田塗装では、ラインなどで毎日の工事内容を写真と文章でご説明させていただいていますので、本田塗装の塗り替えが気になられた方はお気軽にお問い合わせください。

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