木材の塗装が剥がれてしまう原因はパート③

こんにちは!

愛媛県西条市・新居浜市の屋根塗装・外壁塗装専門店の本田塗装です。

今回も前回から引き続き、木材を長持ちさせる塗装方法についてご説明させていただきます。

造膜仕上げ(塗りつぶし)が出来ない下地の木材を長持ちさせるには

造膜(塗りつぶし)→浸透系(キシラ)or半造膜(ガードラック)に変更する必要があります。

そもそも塗らないとどうなるか?

塗らない選択肢は?

塗らない場合は木材の含水率が上昇し、腐朽菌により木材の腐食が進行していきます。

塗りつぶし仕上げの場合、塗膜が局部的に剥がれますので、その場合でも剥離部分の含水率が高まり、局部的に腐食が進行してしまいます。

塗りつぶし仕上げから浸透系の仕上げにする方法は、今の塗装を剥がすしかありません。

手間はかかりますが、劣化した下地の場合は、塗膜を剥がして再塗装するか、別の下地(ケイカル増し張り・ガルバ鋼板など)にしないとすぐに剥がれてしまいます。

本田塗装ではたまに行いますが、やる気になれば木材の下地を綺麗にする事が出来ます。

下地調整中の状況

下地調整中…

綺麗に剥がすとこんな感じになります。

化粧胴差しも同様に綺麗にしました。

これでも造膜(塗りつぶし仕上げ)は不可の下地です。


安く済ませてすぐにダメになるか、少し費用をかけて長持ちさせるか、それはお客様次第です。

ほとんどの塗装店やリフォーム店でこのような施工が出来ない事、かなりの塗膜・木材を削る為、集塵機などの飛散対策が必要だという事が注意点として挙げられます。

愛媛県西条市・新居浜市で屋根塗装・外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ本田塗装にご用命ください!

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