こんにちは!
愛媛県西条市・新居浜市の屋根塗装・外壁塗装専門店の本田塗装です。
今回は当店で使用する錆止め塗料についてご紹介させていただきます。
錆止め塗料の機能ですが、一般的に使われてる錆止め塗料は金属素地と水分を遮断する事で錆止め効果を発揮しています。
ジンクなど特殊な錆止めは一旦おいておきまして、住宅塗装の際に使用される錆止め塗料は大体がこういうタイプです。
本田塗装でよく使用している錆止め塗料は
神東塗料のネオゴーセーマイルド下塗り(ライトグレー色)です。
この錆止め塗料は弱溶剤系2液型変性エポキシ樹脂塗料です。
弱溶剤系=塗料用シンナー希釈/2液型=A液B液混合タイプ/変性エポキシ樹脂=錆止め塗料によく使用される樹脂
という読み方になります。
錆止めにも1液タイプと2液タイプがありどちらにもメリットがありますが、反応硬化のこのタイプは防錆力が高く、塗りやすいので好んで使用しています。
1液タイプの錆止めは混合の手間が無く材料のロスがない事や、速乾タイプが多いので塗り重ねが早く出来るなどのメリットがあります。
使い戻したとき塗料内ゴミが混入しやすい事や、塗りにくい、塗りにくい為希釈が2液タイプより必要で膜厚が付けづらい事がデメリットとなります。
同じ膜厚が確保出来れば同等防錆力を発揮する製品もあります。
一方で、2液タイプの錆止めは防錆力が高く、塗りやすい、塗りやすいので膜厚が確保しやすい、使い戻せないので塗料内にゴミが混入しないといったメリットがあります。
混合に手間がかかる事や、計量器での計量が必要で材料のロスが出る事がデメリットとなります。
また、弱溶剤系(塗料用シンナー希釈)は下地を侵食しにくく、幅広く使用できる事や、臭気がマイルド、塗りやすい等のメリットがありますが、対象物によっては使用出来ない場合もあります。
シャッターなどがそれにあたりますが、細かい説明は後日別のブログで公開したいと思います。
鉄骨の再塗装の際にも使用しています。
大体の場合リフティング(侵食負け)しないので、塗装していても安心感があります。
一番最初鉄工所で塗布されている錆止め塗料は防錆力が低いのですが、塗り替え時に使用する錆止めは比べ物にならない程よい錆止めです。
その他にも、庇の錆止めに使用したり
錆止め塗布後
木部の下塗りに使用したり、その用途は幅広いです。
木部下塗り
付着力が高く、膜厚が確保でき、再溶解しないので変性エポキシ塗料は本田塗装のいろいろな場面で活躍しています!
これで今回の記事は以上です。
愛媛県西条市・新居浜市で屋根塗装・外壁塗装をお考えの方は、ぜひ本田塗装へご用命ください!