積水ハウスのガスケットについて

こんにちは!

愛媛県西条市・新居浜市の屋根塗装・外壁塗装専門店の本田塗装です。

今回は積水ハウスの目地材、ガスケットについてご説明させていただきます。

積水ハウスの住宅は目地の防水・緩衝材の役割として、ガスケットという建材が使用されています。

これがガスケットです。

一方、通常の住宅(窯業系サイディング)の目地はガスケットではなくシーリング材が充填されています。

これがシーリング材です。

積水ハウスのガスケットは非常に優秀なのですが、年数が経過すると目地が緩んで出てきてしまう現象が発生します。

メンテナンス方法として

①ガスケットの交換

②ガスケットを調整・塗装

③シーリングへ変更

このどれかを行う事になりますが

①に関しては、ガスケットが積水ハウス専用部材となっている為、ガスケットの交換が希望の場合はメーカーによるメンテナンス工事を受ける必要があります。

②に関しては、メーカー工事でもメーカーを介さない工事でも良く行われる作業で、少し知識があれば簡単に行えます。

ただ、注意点としては、塗装後黒ずみが発生してしまう事です。

ガスケットはアルミに皮膜がされている建材で、皮膜に弾力性を持たせる為の可塑剤という成分が添加されています。

塗装の際はその成分が塗膜へ溶け出し、表面にタックを発生させるブリード現象が出てしまうので、塗装の場合はブリード対策が必要となります。

可塑剤についてはまた別の記事でご紹介させていただきます。

③に関しては、ガスケットの性能が低下している場合で、メーカーを通さない場合のメンテナンス方法になります。

作業としては、既存のガスケットを取り外し・シーリング材を充填する方法です。

ただ、積水ハウスの住宅は防水の面でガスケットに依存していますので、ガスケットからシーリングへ変更する場合は雨仕舞いや施工方法に注意が必要となってきます。

ビフォー

アフター

こちらのお客様宅では既存ガスケットを撤去し、全面的にシーリングへ打ち替え作業させていただきました。

ガスケット撤去・養生状況

出窓・シャッターボックス関係はシーリングがが新築時に施工されていますので、撤去して打ち替えを行います。

窓サッシ・縦目地もLMNBタイプのシーリングに変更しました。

シーリングの詳しい打ち替え施工方法など、インターネット上では公開いたしませんのでご了承ください。

ガスケットについてはこちらの記事でもご紹介しています。

愛媛県西条市・新居浜市で屋根塗装・外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ本田塗装にご用命ください。

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